「倒産」ではなく「廃業」を選ぶメリット
業績悪化に陥ったときに「倒産」と「廃業」というものがあります。一般的には「倒産」よりも「廃業」を選ぶ方がよいとされていますが、なぜ倒産よりも廃業がよいのでしょうか。
廃業とは企業が事業を辞めることをいい、倒産とは債務の支払いができなくなって廃業を強いられることをいいます。廃業をすると会社は債務を支払うことになりますが、債務を支払った後は通常の清算手続きで会社を閉じることが可能です。しかし、支払えない場合には倒産の手続きをとることになります。
倒産でなく廃業を選択することによって、債権者に迷惑をかけずかつ早めに決断をすることによって、再出発のための資金や老後の資金を残せる可能性がある、そして何より経営者ご自身の資産を守ることが可能になります。倒産となると手続きも複雑であり、ご自身の財産や債権者の財産も奪うことにつながります。
下川・木地税理士事務所では、中央区、江東区、江戸川区、足立区を中心に東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県の広いエリアで「起業支援」、「会社設立」、「資金調達」などといったご相談や税務相談を承っております。「起業支援」、「会社設立」に関してお困りのことがございましたら、お気軽に当事務所までお問い合わせください。